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10月のまほろば句会
投稿者:まーな(れん) - 2009/10/23(Fri) 12:08 No.1269 [返信]  
夕べのまほろば句会報告です
兼題は「草の実」と「蕎麦」

草の実や踏まれしものと飛びしもの
草の実へ赤きジョギングシューズかな
新蕎麦の思ひでみんな貧しけり
石がちの蕎麦の畑の老女かな

大は璃戸新そばをうつ老店主(はりど=ガラス戸)
草の実のほとほとこぼれ土薫
秋高し蕎麦打つ様に見とれをり
ひと粒の草の実うしろポケットに

草の実や少女ふたりの影長し
真つ新なこころのままや蕎麦の花
新蕎麦の振舞ひ湯気や山の晴
行く秋のしつぽく蕎麦を啜りけり

草の実を踏みつけて立つ測量士
蕎麦湯割り焼酎甘く秋ゆける
行幸田の蕎麦の実丸く刈られけり
何時の世も男売るなら蕎麦と酒

草の実を牛乳瓶に挿しておく
東京の蕎麦派饂飩派おけら鳴く
新そばを切る俎の打楽器に
蕎麦打って現場監督照れ笑い

草の実の誰も見てゐぬ刻を飛び
草の実やホップステップポチと僕
草の実や肌着ひとつの痴話げんか
草の実の高原の卓清しかな

歳時記により「蕎麦」だけでも秋の季語としているものもあるようです。
睦士さん、すみませんでした。
あんこちゃん、メール見ました。選句と来月からの投句、よろしくお願いします。睦士さんも。。。


 



Re: 10月のまほろば句会
- 2009/10/27(Tue) 05:16 No.1278
こんにちは。

ああ「蕎麦」だけでもよかったんですか。
それなら欠席投句すればよかったかな、
一応、作ってはあったので・・・とか言いつつ、
ここのところ駄作続きでしたので、
今回もあまり芳しくなかったかもしれません。

以下、選句させていただきました。(◎特選です。)

◎草の実や踏まれしものと飛びしもの

○ひと粒の草の実うしろポケットに

○蕎麦湯割り焼酎甘く秋ゆける

○草の実を牛乳瓶に挿しておく

○草の実や肌着ひとつの痴話げんか

一応、
まほろば日誌を先に読みつつも、
なるべく先入観のないところで選びました。

来月こそは、余裕ができるかな・・・。
またあらためてよろしくお願いいたします。

 



Re: 10月のまほろば句会
あんこ - 2009/10/28(Wed) 11:47 No.1281
こんにちは。
最近ご無沙汰で失礼しています。
朝晩はめっきり冷え込んできましたね。
今回、二ヶ月分、選句させていただきました★

◆10月分

○草の実へ赤きジョギングシューズかな
鮮明な色がよくみえてくるのは、
季語が合っているからですね。

○石がちの蕎麦の畑の老女かな
季語を生かした上での舞台設定が上手。
だから、老婆が生きている。
人生を畑仕事に捧げた実直な姿が、
蕎麦の畑からみえてくるようです。

◎大は璃戸新そばをうつ老店主
俳句の中では璃戸はよく見るけど、「大」をつけることで「大は璃戸」でぐっと読み手を掴んで、
季語の世界をおおらかかつイキイキと展開し
魅せてくれました。
そして、上の作品同様に老店主の姿が目に
浮かんできました。
この蕎麦は美味しそう。

○草の実や少女ふたりの影長し
季語+少女、しかもふたりだからいいですね。
ひとりじゃないから、影の動きも長さも見えてくる。
さりげないいい句だと思いました。

○草の実を踏みつけて立つ測量士
「踏みつけて立つ」はもう少し整理できると思いますが、
測量士が季語と響き合ってますね。
黙々とした仕事ぶりが想像できます。


◆9月

○夕焼に口をつぼめる衣被
きっと作者にとっては実際のこのようにみえたという景色なんだろうけど、それを句にできるということ、そして読者としてこの作者はとても想像力に富んでいると思うということは、やはり作者の感性のよさなんだろうと思う。いいなあ。夕焼けに口を・・・なんて、素敵なフレーズだろう。

◎石けりの姉妹帰りぬ曼珠沙華
姉妹の句は多いけど、曼珠沙華が効いていると思いました。
楽しさのあふれる背中がどんどん遠ざかり、
背の低い曼珠沙華がかたまって咲いている道がクローズアップされていくような・・・
映像のラストシーンのようです。

○東京の真つ只中の衣被
軽妙かつユーモラスです。東京という地名が素晴らしい。
ビルだらけ、情緒のない彼の地でも、衣被は私は私で今日も生きている。

○鬼の子の遊びしあとや曼珠沙華
曼珠沙華が「遊びしあと」のように思えました(実際は違うんでしょうけど)。
鬼の子のような凶つ者と曼珠沙華の取り合わせはよくあるけど、
その先の想像力の展開の勝利だと思いました。

○裏庭に人影ありて曼珠沙華
推敲の余地はありますが、この深い静寂は曼珠沙華がもたらすものでしょう。


 



Re: 10月のまほろば句会
まーな - 2009/10/29(Thu) 12:31 No.1283
あんこちゃん、いつも素晴しい鑑賞をありがとうございます♪
あんこちゃんの鑑賞で私たちの句がとても輝いてきてうれしくなってしまいます。

草の実へ・・・良さん

石がちの・・・まひるさん

草の実や少女・・・まひるさん

草の実を踏みつけて・・・智水さん

夕焼に口を・・・まひるさん

石けりの姉妹・・・まひるさん

東京の真つ只中・・・みすずさん

鬼の子の遊びし・・・まーな

裏庭に人影・・・・智水さん     

大は璃戸・・・みすずさん  です。

パソコンの調子がよくないので、今回はここまで。

 



Re: 10月のまほろば句会
まーな - 2009/11/02(Mon) 17:08 No.1293
睦士さん、選んでいただいてありがとうございます。
次回はご一緒したいです。

まーな選
 草の実を踏みつけて立つ測量士
 行幸田の蕎麦の実丸く刈られけり
 新そばを切る俎が打楽器に
 草の実やホップステップポチと僕
◎新蕎麦の振舞ひ湯気や山の晴

みすず選
 ひと粒の草の実うしろポケットに
 蕎麦湯割り焼酎甘く秋ゆける
 草の実を牛乳瓶に挿しておく
 行幸田の蕎麦の実丸く刈られけり
◎草の実や踏まれしものと飛びしもの

妙女選
 草の実や踏まれしものと飛びしもの
 新蕎麦や思ひでみんな貧しけり
 ひと粒の草の実うしろポケットに
 行く秋のしつぽく蕎麦を啜りけり
◎草の実のほとほとこぼれ土薫


 



Re: 10月のまほろば句会
- 2009/11/03(Tue) 10:49 No.1295
良選
 行く秋のしつぽく蕎麦を啜りけり
 蕎麦湯割り焼酎甘く秋ゆける
 行幸田の蕎麦の実丸く刈られけり
 草の実やホップスップポチと僕
 ◎草の実や踏まれしものと飛びしもの

 





9月のまほろば
投稿者:まーな(れん) - 2009/10/19(Mon) 11:44 No.1255 [返信]  
大幅に遅れまして、申し訳ございません。
席題「曼珠沙華」と「衣被」

山里の野道一列曼珠沙華
今日だけはもの知りになり衣かつぎ
おいらんの命も燃ゆる曼珠沙華
曼珠沙華あのあたりにも「ごんぎつね」

せせらぎは人魚のささやき曼珠沙華
じゃんけんのグーが勝ちです衣被
衣被ほんとのことは言わずおく
夕焼に口をつぼめる衣被

思ひ切ることなど出来ず曼珠沙華
弁当を広げし横に曼珠沙華
石けりの姉妹帰りぬ曼珠沙華
東京の真つ只中の衣被

衣被ときめきほしき老いの日々
衣被おかめひよつとこ夫婦箸
筵敷き居並びてをりきぬかづき
新蕎麦や女の意地を張りとほす

鬼の子の遊びしあとや曼珠沙華
畦に添ふ長き一列彼岸花
少年のかくれ煙草よ曼珠沙華
裏庭に人影ありて曼珠沙華

小鳥来るダム予定地の清き谷
彼岸花ホームメイドの熱きパン
橋下の淵のくらやみ曼珠沙華
きぬかつぎはな垂れ小僧白き壁

以上です。

次回は今週の木曜日。席題は「草の実」「蕎麦」(新蕎麦、蕎麦の花 は季語ですが蕎麦だけでは季語になりませんのでご注意ください)

 



Re: 9月のまほろば句会
- 2009/10/19(Mon) 20:04 No.1258
こんにちは。
みなさまお元気ですか。
9月は、やはり欠席投句となりました。
すみませんでした。

句会の後、まほろばに行って、
以下、選句させていただきました。
◎が特選です。


○山里の野道一列曼珠沙華
◎じゃんけんのグーが勝ちです衣被
○衣被ほんとのことは言わずおく
○夕焼に口をつぼめる衣被
○筵敷き居並びてをりきぬかづき


真中さんへ
本掲示板の件、
かえってお気を遣わせてしまい、
すみません。

こちらは、どうしたのかな、という
心配の方が先でしたが、
まずは、だいじょうぶなようで、
よかったです。


 





8月のまほろば句会
投稿者:まーな(れん) - 2009/08/22(Sat) 11:27 No.1058 [返信]  
まほろばのご夫妻、みすずさん、久しぶりの睦士さん、そして今回も妙女さんは涼やかな紗の着物で参加。
欠席投句のあんこちゃんと7名での句会となりました。
席題は「稲の花」と「流星」。う〜ん難しかった!

1 轟々と水足りており稲の花
1 言葉なき二人声出す流れ星

2 どこへでも行ける夏蝶追ひかけて
2 なめらかな手話のロビーや流れ星

3 街灯りへ流星ひとつ植わるよな
3 流星やジャズは故郷といふ女

4 稲の花遅い休暇を取りにけり
4 一面に白き手を振る稲の花

5 丘陵の縫製工場流れ星
5 稲の花絵日記五日怠けをり

6 子を孕みたき夜もあり流れ星
6 かはほりの空へゆうづつ生まれけり

7 流れ星恋の坩堝に嵌りこみ
7 流星や手を離さずに側にいて

8 寝ころんでその手はなによ流星群
8 平凡の非凡となりし稲の花

9 大文字千年の霊帰りけり
9 新涼の本番に入るアナウンサー

10 お腹の子お腹を蹴りし星走る
10 じりじりと胸焼かれをり大文字

11 みどり児の刺繍のケープ星飛べり
11 駄菓子屋の「プラモあります」稲の花

12 秋団扇母の時間の灯りをり
12 稲の花赤子を抱きし鬼刑事

13 幼子の赤い風船稲の花
13 和解せし帰路流星ふたつ往く

14 稲の花向うに点となりし夫
14 流星に真向かいし胸いま何処

以上28句。選句よろしくお願いします。




 



Re: 8月のまほろば句会
あんこ - 2009/08/24(Mon) 21:24 No.1067
今回もありがとうございました★
稲の花は多分、初めてつくりました。
以下、選句いたしました。

1 轟々と水足りており稲の花

リアルだけど詩情を感じます。
情景描写に徹しているからこそ、
惹かれるものを感じます。

3 流星やジャズは故郷といふ女

以前、「冬夕焼ジャズの早さで広がれり」
という句をつくりました。
この方は流れ星のきらめきと早さ、姿に
ジャズの響きや旋律を感じられたのでしょうか。
そして、そんなジャズを「故郷といふ女」は
なんていい女なんでしょうね。


◎10 お腹の子お腹を蹴りし星走る

命の大きさや素敵さを素直に感じます。
流れゆく星に受け継がれていく命を感じ、
それを生み出そうとする自分の命を感じ・・・
とても素敵な句です。


11 みどり児の刺繍のケープ星飛べり

上の句のその後のようですが、
刺繍のケープの下で小さな身体が
全身で生きるために呼吸している
その息遣いを星飛べりという季語から
感じました。


11 駄菓子屋の「プラモあります」稲の花

祖母の家が駄菓子屋でした。
組み立てるペナペナの発泡スチロールみたいな
飛行機もあれば、小さなプラスチックみたいな
箱入りのプラモもありました。
駄菓子屋はところせましと物が溢れ、
昼でもどこか暗い。
稲の花が絶妙です。
こういうふうにつくりたかったよーん(泣)

 



Re: 8月のまほろば句会
- 2009/09/09(Wed) 08:45 No.1122
みなさん すばらしい句ばかりですね。

選句に参加させていただきますね。


1 言葉なき二人声出す流れ星

8 平凡の非凡となりし稲の花

10 お腹の子お腹を蹴りし星走る

11 みどり児の刺繍のケープ星飛べり

◎14 稲の花向うに点となりし夫
特選にいただきます。
どれもこれも いい句ばかりでした。
ありがとうございました。







 



Re: 8月のまほろば句会
- 2009/09/15(Tue) 03:17 No.1144
こんにちは。
8月はようやく出席できました。
どうもお世話様でした。

以下、選句させていただきました。


○なめらかな手話のロビーや流れ星

 句会の時、酒井法子の「蒼いうさぎ」の
 手話の真似なんかしちゃったけど、
 本人とは別に、あの歌と手話は
 確かによかったなー。

○流星やジャズは故郷といふ女

 思い出しちゃいました。
 最近はやりの、ジャズを弾くおねえさん。
 そうそう、
 「上原ひろみさん」でした。
 あのピアノはすごい。

○一面に白き手を振る稲の花

 稲の花って、白いんですよねえ。
 あれが花だって知らなかったのでした。

◎稲の花遅い休暇を取りにけり

 特選です。
 なんか、しがらみありそうですよね。
 でも安堵もありそう。
 個人的には、ここんとこ休暇さえも、
 無駄にしないようにって焦っちゃって
 よくないですねえ。
 たまには、なんにもしないで休みたいです。

○流星に真向かいし胸いま何処

 これって若さじゃありませんか。
 若さ故のひたむきさと拙さ、
 いいっすねえ。
 もう一度思い出していきたいです。


なにやらいろいろ、
整理しようとがんばっていたら、もう秋です。

なかなか安堵にたどり着けないけど、
それでも日々、
がんばっていきます。

 



Re: 8月のまほろば句会
まひる - 2009/09/15(Tue) 20:26 No.1148
 秋ですねぇ。近くの田んぼの土手には彼岸花が、水のチロチロ流れる川の際にはススキが見られるようになりました。さてさて、智水さんの腰がいつになく重いので、まひるの選句を書かせて頂きます。

○轟々と水足りており稲の花

 今年、富沢家ではいつもの2倍の米をつくっています。6月7月の長雨にはオロオロし、あのタイ米が頭をよぎりました。お百姓さんにとって雨(水)はとっても大切なんですね。
 水が轟々と流れる様は、稲にとっても、お百姓さんにとっても嬉しいことで、「水足りており」に作者の深い安堵の気持ちが読み取れます。

○丘陵の縫製工場流れ星

 7、8年前、中学生を連れてアメリカのジェネシオ(中部の小さな町)にホームステイしたことがありました。見渡す限り大豆とトウモロコシの畑で、夜になると蛍が乱舞していました。裏の枯れ木にはキツツキが穴を開け、ハミングバードを初めて見たのもジェネシオでした。こんな広大な土地のちょっとした起伏に縫製工場はあって、こぼれるほどの星が目に浮かびます。こんな風景、好きですね。

○みどり児の刺繍のケープ星飛べり

 みどり児も刺繍のケープもとってもかわいい。その上「星」は流れないで飛んでいる。なんだかこの星はジャンプしたりスキップしたりしているみたい。いいよね、こんな星があっても。

○和解せし帰路流星のふたつ往く

 夫婦げんかの末の別居でしょうか、中年の男女が和解に向けて話し合い、なんとか折り合いを付けました。その帰路空を見上げると流れ星が2つ。二人のこだわりが流星になって流れていきます。(案外このこだわりは大切なんですね)でも流さなくては和解は無理。ムムムム・・・ムという感想です。

◎稲の花向こうに点となりし夫

 前の句は、和解によって離れていた心が近づく様子を詠んでいますが、こちらは妻と夫がどんどん離れていきます。とうとう点になりました。でも妻の目からは夫であることがわかります。いいなあ。こんな夫婦になりたいなあ。まひるの理想の夫婦像ということで特選!!


智水さんの選句です。

○なめらかな手話のロビーや流れ星
○子を孕みたき夜もあり流れ星
○かはほりの空へゆふづつ生まれけり
○幼子の赤い風船稲の花
◎稲の花向こうに点となりし夫

 





7月のまほろば句会
投稿者:まーな(れん) - 2009/07/24(Fri) 10:30 No.952 [返信]  
昨夜は梅雨の戻りの蒸し暑い晩でしたが、妙女さんが涼しげな麻の着物に水色の帯をきりりと締めていらっしゃいました。
新しいお客さんにTさんと欠席投句で○子ちゃん。
睦士さん、あんこちゃんも欠席投句。
兼題は「浴衣」と「百合」。

お囃子の音のシャワーに浴衣濡れ
アルバムの月光仮面の浴衣かな
妖艶に脚を崩して百日紅

集いありて玄関の百合みな褒むる
浮いてこい家族に答なかりけり
空耳の呼び止められて百合の花

山百合を抱えて農夫の急ぎ足
駆け昇る駅階段の浴衣帯
青年の浴衣短し漆匂ふ

虫払ひ皆既日食過ぎにけり
故郷ははしょりの浴衣ゴムぞうり
何時もより柔き物腰ゆかたの娘

鹿の子百合免許書き替近づけり
雲飛ばす風となりけり小鬼百合
百合開くふと目を切ったその隙に

フロントの香りも迎へし百合の花
演習の空砲高し百合の花
敷物の百合の花粉は濃く湿り

旅の宴折目の消えぬ糊浴衣
ひらひらと闇を舞い行く浴衣かな
踊り前集まる浴衣の知った顔

浴衣児の迷子の知らせ彼は誰れどき
宿浴衣浴衣の稚を肩車
初浴衣生まれ故郷の川の町

その浴衣どこかへんだよおネエちゃん
折紙のかたさに百合の開きをり
浴衣へと渓流交響楽沁みる

訪ねきて迎えられし百合の花
庭隅のカサブランカやショパン曲
水音の近くなりけり白浴衣

鬼百合に囲まれてをり駐在所
虹立ちて通勤電車通りすぐ
じゃがバターほおばっている浴衣の子

帯締める浴衣の背筋スット伸ぶ
百合髪に挿して装ふ夕ぐれに
白南風の海へ投げだす足二本

以上が昨夜の投句作品です。
選句よろしくお願いします。

次回は8月20日(木)兼題が「流星」と「稲の花」です。

さちこさん、今回ご連絡できず、済みませんでした。
次回はぜひご参加くださいませ。

 



Re: 7月のまほろば句会
- 2009/07/24(Fri) 23:15 No.957
こんにちは。
今月は出席できると思っていたのに、
想定外の仕事がはいって来てしまいまして、
結局失礼しました。すみません。

雨の日々ですね。
早速選句させていただきます。

とは言え、
いつもながら・・・ではあるんですが、
今月は非常に甲乙つけ難く、
次点も掲載させていただきます。

特選と次点との差も僅かです。


○空耳の呼び止められて百合の花

 百合の花が何かを語りかけていたように
 感じたんでしょうか。
 でも、それくらいに主張のある花ですよね。

○故郷ははしょりの浴衣ゴムぞうり

 わかるなあ。
 でも、もう少し現実的になると、
 ジャージとズックかなあ。
 大学の頃、夏休みは、
 そんな姿で過ごしていたような・・・。

○敷物の百合の花粉は濃く湿り

 百合の花粉、茶色いんですよね。
 で、湿っていると言えば、
 雌しべのような気がしますが・・・。
 同時にこの「敷物」は、
 ポイントと思いつつ、理解及ばずです。
 なんでしょうね。

◎旅の宴折目の消えぬ糊浴衣

 特選です。
 最初一読した時、
 これを特選にしようなんて
 思ったわけでもなかったのに・・・。
 景がやっぱりいいです。

○折紙のかたさに百合の開きをり

 百合の花のマチエール(=質感)を、
 どう表現できるかな、と思ってたんですが、
 うーむ、こんな方法がありましたか。
 名人芸ですね。


次点
青年の浴衣短し漆匂ふ
百合開くふと目を切ったその隙に
初浴衣生まれ故郷の川の町
鬼百合に囲まれてをり駐在所


種々、僭越ならびにご無礼は、
平にご容赦のほどお願いいたします。

などと、最近は会社でもこんな、
謝りの常套句ばかり書いているような日々です。
もう、早く逃げたいです。


 



Re: 7月のまほろば句会
- 2009/07/25(Sat) 02:52 No.959 home
・浮いてこい家族に答なかりけり
希望的の冒頭の語句に引かれ、物語の展開を期待させられました。
・駆け昇る駅階段の浴衣帯
短い制限の中にいかに動きを表現するか、出来るか。
その点で、勉強になりました。
・宿浴衣浴衣の稚を肩車
なんでもない事の、幸せ、がそこに在るのを感じました。
・何時もより柔き物腰ゆかたの娘
実表現で、対象の内面を的確に表現できて。それが、いやみで無い所に、愛ににたものをうっすらと感じられた句です。
◎訪ねきて迎えられし百合の花
深みを感じました。

以上、選句させていただきました。
今回も、不参加、不投稿で恐縮です。
以後、注意いたします。
今後とも、宜しくお願いいたします。
ホームページに百合の画像を載せてみました


 



Re: 7月のまほろば句会
あんこ - 2009/07/26(Sun) 18:49 No.966
こんにちは。今月は投句できました。
皆様、お変わりありませんか。
私は来月から仕事内容が新しく変わるので、
ごたごたした日々です。
でも、俳句は生活にリズムをつけるいい機会なので
来月も投句したいです★

○雲飛ばす風となりけり小鬼百合
 雲飛ばす風、という少しぶっきらぼうな表現が
 空と風の大きさと雲の様子がよく感じられ、
 よかったです。そして、小鬼百合というのがいいですね。
 鬼百合の小さいのは私は知らないんですが、
 なんとも情景に合うと思いました。


◎演習の空砲高し百合の花
 音も聞こえるし、百合の花もよく見える。
 広い演習場に響く空砲、そして高くゆれる百合は白
 が見えます。何も言ってないのに、平和へのメッセージが ある。迷いなく特選です。素晴らしい。

○初浴衣生まれ故郷の川の町
 いい世界ですが、ちょっと材料を減らしてポイントを
 絞ると初浴衣という季語がもっと生きると思います。
 川の町というフレーズは、季語と響きあい素敵ですね。

○鬼百合に囲まれてをり駐在所
 何も言ってませんが、鬼百合と駐在所の取り合わせが
 いいと思いました。

○白南風の海へ投げだす足二本
 明るい夏のはじまりがよく感じられます。
 「白南風」からの始まり方が好きです。


 



Re: 7月のまほろば句会
まーな(れん) - 2009/08/03(Mon) 19:22 No.995
睦士さん、TUKUSIさん、あんこちゃん
ご無沙汰してます。選句ありがとうございます。
私たちの選です。

みすずさん選
○故郷ははしょりの浴衣ゴムぞうり
○雲飛ばす風となりけり小鬼百合
○敷物の百合の花粉は濃く湿り
○鬼百合に囲まれてをり駐在所
◎折紙のかたさに百合の開きをり

哲さん選
○折紙のかたさに百合の開きをり
○故郷ははしょりの浴衣ゴムぞうり
○雲飛ばす風となりけり小鬼百合
○お囃子の音のシャワーに浴衣濡れ
◎アルバムの月光仮面の浴衣かな

妙女さん選
○踊り前集まる浴衣の知った顔
○鬼百合に囲まれてをり駐在所
○じゃがバターほおばっている浴衣の子
○故郷ははしょりの浴衣ゴムぞうり
◎旅の宴折目の消えぬ糊浴衣

まーな選
○青年の浴衣短し漆匂ふ
○敷物の百合の花粉は濃く湿り
○踊り前集まる浴衣の知った顔
○鬼百合に囲まれてをり駐在所
◎じゃがバターほおばっている浴衣の子」

とりあえず4名の選句です。



 



Re: 7月のまほろば句会
- 2009/08/07(Fri) 08:36 No.1008
妙女さんの涼しげなお着物姿 お目にかかりたかったです。

選句させていただきます。

○空耳の呼び止められて百合の花

○駆け昇る駅階段の浴衣帯

○旅の宴折目の消えぬ糊浴衣

○鬼百合に囲まれてをり駐在所

◎ひらひらと闇を舞い行く浴衣かな
特選はこれです!
大男が 浴衣を着て 温泉街を
涼を求めて・・・
ってな ところが 目に浮かんだんですけれど・・・

みなさん 良い句を ありがとうございました。


 



Re: 7月のまほろば句会
智水 - 2009/08/17(Mon) 12:50 No.1044
遅くなりました。智水選です。
れんさん、8月はどうしましょうか。一応、当日の集まり具合で対応するつもりでいますが。

○アルバムの月光仮面の浴衣かな
○何時もより柔き物腰ゆかたの娘
○踊り前集まる浴衣の知った顔
○折紙のかたさに百合の開きをり
◎鬼百合に囲まれてをり駐在所


以下、まひる選

○アルバムの月光仮面の浴衣かな
○集いありて玄関の百合みな褒むる
◎宿浴衣浴衣の稚を肩車
○折紙のかたさに百合の開きをり
○鬼百合に囲まれてをり駐在所







 





6月のまほろば句会
投稿者:れん - 2009/06/26(Fri) 15:27 No.852 [返信]  
昨日はシアトルより帰国中のさちこさんと妙女さんが新たに加わりました。
兼題は「紫陽花」「サングラス」。

ほつほつと白あじさいや犬連れて
サングラス遠い渚の忘れ物
来る筈のないひとの来しサングラス
サングラス泣くも笑うも上手くなり
紫陽花の森や混声合唱団

紫陽花の奥の一部屋灯りをり
サングラスただそれだけのことなのに
サングラスの人の口元見つめをり
嬰児に泣かれてはずすサングラス
紫陽花に恋泥棒の靴の跡

マッチ擦るダンサーの煙草サングラス
あぢさゐや鉄路を跨ぐ歩道橋
濃あじさい雨は瑠璃色溶きたがる
紫陽花やナースが一人泣いており
サングラス父似の鼻の丸くあり

サングラス別れるための目をかくす
紫陽花やどこからとなくショパンの音
晩年はすぐそこ雲の峰ひかる
緑陰の奥の奥のアリスの家
額の花都会の森に青冴へて

風呼べる髪の容やサングラス
紫陽花のピンク新興住宅地
髪洗ふ雨の激しく降る夜に
公園の子らの喚声がくあじさい

ベビーカーの子もサングラス動物園
人待て李紫匂ふ額の花
額紫陽花揺れ揺れてゐるかくれんぼ
サングラス昭和の男胸に差し

以上の28句、選句よろしくお願いいたします。


 



Re: 6月のまほろば句会
れん - 2009/06/26(Fri) 15:35 No.853
下から3つ目の句
人待て李→人待てり です。すみません。

 



Re: 6月のまほろば句会
- 2009/06/26(Fri) 22:25 No.855
こんにちは。
せっかく遠来のお客様が来られたというのに、
今月も欠席で失礼しました。

いつもながら、
まほろばに行って点数表をもらう前に、
先入観のないところで選句させてもらいます。

○サングラスの人の口元見つめをり

そうなんだよなあ。
サングラスをかけると目の表情が隠れるから、
口元で表情を読みとろうとするんですよね。
本人はもっと、
人の目元や口元を見ているんだろうに。

○マッチ擦るダンサーの煙草サングラス

おお、昭和だねえ。
「三丁目の夕日」に出てくる、
楽屋をすぐに思い出してしまいました。

○晩年はすぐそこ雲の峰ひかる

晩年か・・・いい言葉だなあ。
もう、なんのしがらみもないんだろうな。
なんのしがらみもなくて、
晩年じゃなかったらもっといいな。

○髪洗ふ雨の激しく降る夜に

お風呂に入っていて、
外の驟雨の気配を感じる時って、あるある。
そういう微妙な描写を見ましたが、
それでいいでしょうか。

◎サングラス昭和の男胸に差し

これ・・・ありきたりなんだけど、
全体見渡して、一番記憶に残ってしまった。
それってやっぱ作品力ですよね。
特選にしました。


以上、選ばせていただきました。
なんとなく、智水さんの句を
結構選んでしまったような気がします。

この後、まほろばに行って、
答え合わせをして来ます。

 



Re: 6月の選句
- 2009/06/26(Fri) 23:20 No.856
今回も、不参加・無投稿で、ごめんなさい。

・サングラスただそれだけのことなのに
如何にしてこの句が生まれたのか???
夏に池の掃除をしていたら、探しても見つからなかった「文鎮」が、沈んだ泥の中から重たく手網に掛かって出てきたような、初物語性のある句。

・額紫陽花揺れ揺れてゐるかくれんぼ
その動きが、すごく楽しそう!!!

・ベビーカーの子もサングラス動物園
小さな子に、以外に似合うサングラス。日本では、いや、外国に行った事がないので・・・。この光景は、見たことがない反面、みたい風景です。

・マッチ擦るダンサーの煙草サングラス
自分は、独学でヒップホップを勉強した事があります。また、バドミントンでは、県の国体予選にも出たりしています。ダンスはほんとハードです。その中できちんと表現が込められているところに素晴らしさを感じます。表現者が醸す疲労感が感じられる句です。

◎公園の子らの喚声がくあじさい
沖縄・広島・長崎と重たい話題が続く夏の始まり。
有るべき姿・風景。守り願うもの事。

なかなか、参加することができずに恐縮です。
まほろばさんに、お邪魔出来る事があれば、その時は、皆様宜しくお願い致します。

 



Re: 6月のまほろば句会
- 2009/06/30(Tue) 09:32 No.864
いつもお世話になりありがとうございます。
今回はシアトルから帰国されたさちこさん、妙女さんがご一緒で一段と楽しい句会となりましたね。
では選句いたします。

○ほつほつと白あじさいや犬つれて
全部言ってしまっているのですが、風景が目に浮かび頂ました。

○紫陽花やナ−スが一人泣いており
ナ−スが泣いているというのはいろいろ想像させられます。それも紫陽花の側で。白い制服と紫の紫陽花の対象もいいと思います。

◎紫陽花のピンク新興住宅地
ピンクがとても効いている。いかにも新興住宅地とうい感じがします。年が経つにつれて紫陽花も色を変えてゆくのでしょうか。

○ベビ−カ−の子もサングラス動物園
これもかなり説明的ですが、ベビ−カ−のサングラスがかわいい。

○サングラス昭和の男胸にさし
なるほど昭和の男とはそういうものかと納得です。

 今月もありがとうございました。

 



Re: 6月のまほろば句会
れん - 2009/07/06(Mon) 16:08 No.884
選句、ありがとうございます。
パソコンの具合が悪くてご無沙汰してしまいました。
どうもすみません。

○紫陽花の奥の一部屋灯りをり
紫陽花の向こう、カーテンの引かれた窓よりのやわらかな灯が、降り続く雨の夜をやさしくしてくれます。紫陽花の薄あおい白が美しいです。

○紫陽花やナースが一人泣いており
大振りの紫陽花のおおらかさがナースを慰めてくれるかしら。
紫陽花とナースの取り合わせが好きです。

○サングラス別れるための目をかくす
みすずさんとさちこさんのしばしの別れを思い浮かべました。

◎風呼べる髪の容やサングラス
ポニーテールの先っちょが風に揺れているのでしょうか。
健康的なサングラスのお嬢さんが目に浮かびます。
もしかしたら良さんの若かりし頃?

○ベビーカーの子もサングラス動物園
かわいい!動物園の賑わいも聞こえてきそうです。

ちょっとした具合で画面が消えてしまうので早々に送ります。

 



Re: 6月のまほろば句会
智水 - 2009/07/20(Mon) 17:33 No.939
次の句会が今週になってしまいました。選のみ報告しておきます。

智水選
○紫陽花の森や混声合唱団
○嬰児に泣かれてはずすサングラス
○紫陽花やナースが一人泣いており
○紫陽花のピンク新興住宅地
◎ベビーカーの子もサングラス動物園


まひる選
◎ほつほつと白あじさいや犬連れて
○マッチ擦るダンサーの煙草サングラス
○濃あじさい雨は瑠璃色溶きたがる
○サングラス父似の鼻の丸くあり
○紫陽花のピンク新興住宅地




 



Re: 6月のまほろば句会
- 2009/07/21(Tue) 02:16 No.941
6月のまほろば句会に出席できてとてもうれしかったです。
いつもはインターネットで選句だけさせていただいているのですが、みなさんとお会いして、お話を聞くことができてラッキーでした。ピザもコーヒーもとてもおいしかったです。
ごちそうさまでした。
また 参加させてください。

○紫陽花に恋泥棒の靴の跡
こんなこと してもらいたかった〜!

○紫陽花の森や混声合唱団
シアトルでも日系の混声合唱団ができたんです。
私も団員です。
緑の森から 素敵な歌声が聞こえてきて いいですね〜〜。

○サングラス泣くも笑うも上手くなり
アラフォー(40歳前後) アラフィフ(50歳前後)
アラカン(60歳前後)だか それ以上だかわかりませんけれど 熟年男女にもサングラスに会う人いますよね。

○サングラス別れるための目をかくす
私も経験してます。そういう場面。
またね〜〜 と言って 別れるのですけれど
涙くんがでてきますよね。

◎サングラス父似の鼻の丸くあり
これ とってもいいです。
サングラスって 鼻筋の通った人が似合うけれど
丸い鼻 それもお父さん似の愛嬌のある顔にサングラス
ってとこがいいですね。その人の人間性までわかりそうです。


 





5月のまほろば句会
投稿者:れん - 2009/05/29(Fri) 10:08 No.764 [返信]  
昨夜は睦士さん、つくしさんが欠席。
いつの間にか雨も降りだし静かで落ち着いた句会となりました。
兼題は「卯の花」と「玉葱」。

卯の花に昭和の一夜匂ひけり
卯の花や農婦の硬き力こぶ
玉葱を炒めるほどの普通の日
幼な子に見える道あり花空木
卯の花や想い告げたる場所に咲く

卯の花や雉子極まりて声放つ
卯の花や咄嗟に妻と答えけり
夢いずこ玉葱だけのカレー食う
雲梯の下の少年花うつぎ
新玉葱赤ん坊の頭ほど

卯の花に顔の付いてる夜道かな
卯の花やあの味つけを出せぬまま
雲間より薄日差したり紅うつぎ
ラテン語の旧約聖書青葉闇
貧なるか玉葱ばかりのビーフカレー

哲学や新玉葱のアラカルト
炒めをり玉葱のすきとほるまで
むしりとる少年のシャツ玉葱よ
明日といふ日へ玉葱スライスす
玉葱を魔女の手付きで剥いてをり

玉葱を刻みつくづく核家族
給食の時間近づき夏の雲
玉葱や剥けば誤解も解けてをり
玉葱のどこまで剥けば逢えるやら
川跳んでシロバナゲンノショウコかな

卯の花や父との距離はあきしまま
卯の花や狂女座りし石の上
うの花や父の記憶の喉仏

以上28句、選句よろしくお願いいたします。

 



Re: 5月のまほろば句会
- 2009/05/31(Sun) 22:39 No.771
大変お世話になっております。
今月も欠席で失礼しました。

いろいろと、
句会以外の義理も欠いてるなあ、
と、思いつつ、
以下、選句させていただきました。


◎卯の花に昭和の一夜匂ひけり

この「卯の花」は、おからのこと?
やっぱりあの質素さは昭和ですかねえ。
これを特選にしました。

○卯の花や農婦の硬き力こぶ

モデルはいるんでしょうか。
しかしいるとしたら、
ご本人は多分、こんなこと、
言われたくないかもしれませんね。

○卯の花や咄嗟に妻と答えけり

こんな短い中に、想像とドラマがある。
・・・と思いきや、
案外、なんでもないことだったりするのかな。
それもまた想像です。

○夢いずこ玉葱だけのカレー食う

って言うか個人的に・・・、
カレーはあまり煮込まず、
玉葱が、しっかり形の残ってるくらいのが好き。
で、じゃがいももあまり型くずれしてない、
作ったばかりのサラサラカレーを、
炊きたてのご飯にかけて食べるのが好きです。

○玉葱のどこまで剥けば逢えるやら

子供の頃・・・、玉葱の皮って、
どこまで剥けばいいのかわからなかった、
のでした。
その実感を、よく表していると思いました。


以上お世話になりました。

もうすぐ梅雨でしょうか。
雨のまほろばに、
今年はどれくらい行けるかな。


 



Re: 5月のまほろば句会
- 2009/06/01(Mon) 12:21 No.774
あっという間に 6月ですね。
日が長くなりました。9時くらいまで明るいです。
5月の句 載せて頂いてありがとうございます。

*卯の花に昭和の一夜匂ひけり
卯の花 母の作ってくれた おいしいおかずです。

*玉葱を炒めるほどの普通の日
じっくりと玉ねぎいためておいしい煮込み料理
そんな普通の日が ありがたいですよね。

*****玉葱を魔女の手付きで剥いてをり
いいですよね〜〜。 玉ねぎと魔女
ひっひっひ 〜・・ と言いながら
特選にいただきます。

*玉葱を刻みつくづく核家族
私も核家族。4人だけの家族です。
玉ねぎ刻んで ハンバーグ?



*卯の花や父との距離はあきしまま
なかなか仲直りできない・・ 仲直りしたいけど
きっかけが。。。 よく表現されていますね。

ところで 雲梯 これは どう読むのですか?
教えてください。お願いします。



 



Re: 5月のまほろば句会
れん - 2009/06/02(Tue) 20:18 No.780
睦士さん、さちこさん、選句ありがとうございます。

睦士さんがいないとつまんないけど仕事じゃ、しょうがないね。

さちこさん、6月30日(火)に寒太先生を交えての句会を予定してますので楽しみにしていてください。(3句、お持ちください)

「雲梯」は小学校の校庭にある遊具、ウンテイです。
地上と水平に設けてあるはしごで、ぶら下がりながら右手、左手と交互に前進してゆきます。
雲に届くまで。。。というのは嘘ですが「雲への梯子」なんてステキな名前ですね。


 



Re: 5月のまほろば句会
- 2009/06/02(Tue) 23:10 No.782
雲梯 うんてい と読むのですね。教えてくださってありがとうございました。 雲の下の 梯子(はしご) (こちらも漢字をしりませんでした) 素敵な名前ですね。英語だと Monkey Bar と言います。発想の違いがおもしろいですよね。 30日 しっかりと手帳に○つけましたよ。楽しみにしています。いろいろとありがとうございます。


 



Re: 5月のまほろば句会
あんこ - 2009/06/02(Tue) 23:17 No.783
今回も参加させていただき、
ありがとうございました。
たまねぎは難しかったです。
以下、選句させていただきました。

○玉葱を炒めるほどの普通の日
何気ない一日と玉葱は、言われてみると
よく合いますね。
その平凡な繰り返しにほっとしている作者が
いいなと思います。


○雲梯の下の少年花うつぎ
雲梯が季語との取り合わせと共に上手。
こういう風に詠みたかったです。


◎明日といふ日へ玉葱スライスす
視点が面白いと思いました。
スライスするほど透ける玉葱に
明日を見たい、見えるんじゃないかという
作者の視線が好ましいです。

○玉葱を刻みつくづく核家族
玉葱と核家族はすごくよいので、
「つくづく」を使わず詠んでくれたら、
特選候補でした。

○うの花や父の記憶の喉仏
父の身体の一部、とりわけ喉仏が
ぐっときました。

今月もよろしくお願いいたします★


 



Re: 5月のまほろば句会
- 2009/06/05(Fri) 11:01 No.792
入梅ももうすぐ、うっとうしい日が続きますが雨の中に咲く花達や鳴く鳥の声もまた風情があっていいですよね。
「梅雨もまた楽し」でゆきましょう。
では、選句いたします。

○玉葱を炒めるほどの普通の日
玉葱は常備野菜、それを炒めるというまったく何も無い一日はなんと幸せな日であるかという事を最近体調を崩してみてよ-く分かりました。「普通の日」の表現は説明に流れ勿体無い。

○卯の花や咄嗟に妻と答えけり
どんな状況で咄嗟に答えたのかいろいろ想像できて面白い。卯の花の季語から作者の気持ちが暖かく伝わってきます。

○給食の時間近づく夏の雲
明るい気持ちよさと、給食を楽しみにしている子供達の健康的な顔が見えてきます。夏の雲が効いているのですね。

○川跳んでシロバナゲンノショウコかな
川を跳ぶというちょっとした子供のようなうきうき感がいいです。

◎幼な子に見える道あり花空木
幼かった時だけに見えるものってありますよね。忘れてしまったけれど・・それが道だという事で世界が広がりました。季語もいいですね〜。特選です。

 今月も楽しく選句しました。ありがとうございます。



 



Re: 5月のまほろば句会
れん - 2009/06/06(Sat) 08:46 No.795
作者    (選句者)
卯の花に昭和の一夜匂ひけり    智水 (◎ま、れ、さ)
卯の花や農婦の硬き力こぶ     まひる(みすず、睦士)
玉葱を炒めるほどの普通の日    睦士 (良、あ、れ、さ)
幼な子に見える道あり花空木    あんこ (◎良)
卯の花や想い告げたる場所に咲く  睦士  (智水)

卯の花や雉子極まりて声放つ    まひる (◎智水)
卯の花や咄嗟に妻と答えけり    みすず (良、智、睦)
夢いずこ玉葱だけのカレー食う   智水  (睦士)
雲梯の下の少年花うつぎ      良  (まひる、あんこ)
新玉葱赤ん坊の頭ほど       れん  (みすず)

卯の花に顔の付いてる夜道かな   智水  (◎みすず)
卯の花やあの味つけを出せぬまま
雲間より薄日差したり紅うつぎ
ラテン語の旧約聖書青葉闇
貧なるか玉葱ばかりのビーフカレー

哲学や新玉葱のアラカルト
炒めをり玉葱のすきとほるまで
むしりとる少年のシャツ玉葱よ
明日といふ日へ玉葱スライスす   良(◎あんこ、まひる)
玉葱を魔女の手付きで剥いてをり  あんこ(◎さ、智、み)

玉葱を刻みつくづく核家族     良(◎れん、あ、さ)
給食の時間近づき夏の雲      あんこ(良、れん)
玉葱や剥けば誤解も解けてをり
玉葱のどこまで剥けば逢えるやら  みすず (睦士)
川跳んでシロバナゲンノショウコかな れん (良)

卯の花や父との距離はあきしまま  みすず(まひる、さちこ)
卯の花や狂女座りし石の上     まひる(智、れん、み)
うの花や父の記憶の喉仏      良  (まひる、あんこ)

今回は作者名を書き込みました。参考にしてください。
皆さま、選句ありがとうございました。

次回は6月25日(木)で兼題が「サングラス」と「紫陽花」です。
よろしくお願いいたします。
さちこさんの初参加、楽しみにしています。


 



Re: 5月のまほろば句会
智水 - 2009/06/13(Sat) 22:40 No.820
遅くなってすみません。田植えをしたり姪の結婚式があったり、ちょっとバタバタしていました。以下、智水選。

○卯の花や想い告げたる場所に咲く
全部説明してる句ですが、気にもならずに採っていました。嘘でしょうけど景が見えました。

◎卯の花や雉子極まりて声放つ
卯の花という語感の悩ましさと、極まりてに納得したのですが、これも説明してるといえば、そうですね。

○卯の花や咄嗟に妻と答えけり
こんなところでこんな人に出会うとは想定外でしたね。あとの辻褄合わせが心配です。

○玉葱を魔女の手付きで剥いてをり
私は両端を切って、さらに半分に切って表皮を剥きます。カミさんはこういう剥き方をしますね。えっ、あんこちゃんも。

○卯の花や狂女座りし石の上
この人、知ってるような気がします。


まひる選

◎卯の花に昭和の一夜匂ひけり
○雲梯の下の少年花うつぎ
○明日といふ日へ玉葱スライスす
○卯の花や父との距離はあきしまま
○うの花や父の記憶の喉仏






 





まほろば句会
投稿者:れん - 2009/04/23(Thu) 23:57 No.657 [返信]  
今月のまほろば句会、席題は「風光る」と「燕」。
 
@ 風光る農業用水はるばると
@ 水撒きし濡れ芝の香に風光る

A 燕着た老いた新郎目に涙
A つばくろのちょっと水浴び赤き胸

B つばめ来し土間天井の黒きかな
B 玄関の庇の真中燕の巣

C 白きもの白く干されし風光る
C 風光る往時はモダン絹の街

D 北口の空の大きやつばくらめ
D 岩燕雪柳高く宿を取り

E 先生のこぼれさうな瞳風光る
E つばくらめ声をこぼしつひるがえる

F 風光る農家はなべて納屋持てり
F 新婚の野菜のパスタ燕来る

G キャンパスの白衣新し風光る
G アカペラの混声合唱つばめ来る

H 一球入魂振り絞る身体風光る
H 老婆ふたりの姉さんかぶり風光る

I 風光る厨房の窓開け放ち
I 風光る一年坊主の背筋キリリ

J つばくらめハローワークの列の黙
J つばくろの急降下する沼静か

K 寝不足の詰まりし髪や風光る
K 風光る石に二足のスニーカー

L マーメイドスカート揺れて初燕
L つばめくる自転車の夫見送れり

M 青年の休日かすめつばくらめ
M 風光る残雪の頂き母子岩

N つばくらめ何かを見つけ高く飛ぶ
N 町囲む低き山なみ初つばめ

以上が今夜の投句作品です。
選句、よろしくお願いします。


 



Re: まほろば句会
- 2009/04/25(Sat) 13:14 No.662
いい季節になりましたね〜〜。

この月の俳句の掲載 ありがとうございます。
選句させていただきます。
 
@ 風光る農業用水はるばると
用水路に水がとうとうと流れている様子
これから 田植えが始まるぞ〜〜と活気にあふれている
様子がよくわかります。

G アカペラの混声合唱つばめ来る
つばめも美しい声に寄ってくるんですね〜。
歌っている歌はなにかしら?

I 風光る一年坊主の背筋キリリ

K 風光る石に二足のスニーカー
若いゲストが訪れて たのしいおしゃべり
しているのかしら? 気温まで感じられるような
句です。

◎N 町囲む低き山なみ初つばめ
これを特選にいただきます。
高低そして奥行きもでてきて いい句です。
幸せな人がたくさん住んでいる いい町でしょうね。






 



Re: まほろば句会
あんこ - 2009/04/28(Tue) 21:35 No.668
こんばんは。
今回は投句できず、失礼しました。
次回は是非、お願いします★
私の選は下記となります。

○E つばくらめ声をこぼしつひるがえる
正統俳句で上手。「声をこぼし」ってのは、
目のつけどころがいいな、と思いました。

○H 一球入魂振り絞る身体風光る
詠み方は考えたほうがいいと思いますが、
世界がいい!
エネルギーに満ちた瞬間を捕らえて、
季語が生きている。
ただでさえさわやかな季語なのに、
さらに季語がキラキラしています。

○H 老婆ふたりの姉さんかぶり風光る
ユーモアがあって、かつ季語が生きている。
なかなかこういう風には詠めない。
うらやましい〜★

○K 風光る石に二足のスニーカー
これも爽やかですが、一足でもよかったのでは?
視覚に訴える分、もっとポイントを絞ると
さらに素敵になると思いました。

◎M 青年の休日かすめつばくらめ
特選をHとどちらにしようと思いましたが、
さりげなく、爽やかで、でもこの句はどこかに
若さゆえの切なさを感じます。
ただの休日ではない、「青年の」は本当にいい。

私は明日、句会です★
皆さんもよいGWを★

 



Re: まほろば句会
- 2009/04/29(Wed) 16:46 No.670
いよいよGWが始まりましたね。
何はさておき連休は大歓迎です。
では選句いたします。

Gアカペラの混声合唱つばめ来る
アカペラによって世界が広がった。気持ちの良い世界です。

Jつばくらめハロ−ワ−クの列の黙
100年に一度の不況ということで本当に厳しい現実。黙まで言わなくてもよかたかな-と思いました。

K風光る石に二足のスニ−カ−
靴脱ぎ石に二足のスニ−カ−、同姓でも異性であっても若々しい爽やかさを連想させます。

◎M青年の休日かすめつばくらめ
青年の孤独感が伝わって来ていいですね-。

今月もありがとうございました。来月も楽しみにしております。

 



Re: まほろば句会
れん - 2009/04/29(Wed) 20:24 No.671
さちこさん、あんこちゃん、良さん 選句ありがとうございます。
あんこちゃん今日の句会はいかがでしたか?私は今、新潟のピエロ句会より戻りました。
美味しい料理と楽しい人たちに囲まれて素晴しい一日でした。
では、まほろば句会の選です。

B つばめ来し土間天井の黒きかな

C 風光る往時はモダン絹の町
 前橋かと思ったけど前橋のキャッチフレーズは「糸のまち」でしたね。といっても絹糸ですけれど。

E つばくらめ声をこぼしてひるがえる
 ふと鳥の声に空を見上げると燕が翻り旋回している。
軒下まで飛んでくる燕の声にまず気づいた。写生の効いた佳句と思いました。

I 風光る厨房の窓開け放ち
 気持ちの良い句で戴きました。

◎D 北口の空の大きやつばくらめ
 駅の北口はまだ開発されていなくて遠くまで見渡せる。
もちろん空も広い。そこを燕がすいすいと気持ちよさそうに飛んでいます。やはり気持ちの良い句。

みすずさん選
C 白きもの白く干されし風光る

E 先生のこぼれさうな瞳風光る

G キャンパスの白衣新し風光る

J つばくらめハローワークの列の黙

◎L マーメイドスカート揺れて初燕

 



Re: まほろば句会
- 2009/04/29(Wed) 21:05 No.672
桜も終わり、新緑のいい季節になりました。
しかしこの時季は案外短く、
ぼけっとしていると、すぐに夏のぶ厚い緑や、
ぼくの苦手な暑さがやってまいります。

以下、4月の句会での選句です。

A 燕着た老いた新郎目に涙

初婚なんだろうなあ、と思います。
「老いた」は、何歳くらいからでしょうか。
身につまされました。
それと、「燕」が燕尾服の意味だというのは、
すぐにわかったし、
なかなかしゃれているなあと思いましたが、
案外、他の方からは、
賛同を得られませんでしたねえ。

A つばくろのちょっと水浴び赤き胸

「赤き胸」は虚構かな、と思いつつ、
そのあでやかさが先行して、
選ばせていただきました。
この後、本物のつばめを見る機会がありましたが、
やっぱり、つばめの胸は白でしたね。

C 白きもの白く干されし風光る

ミーハーかもしれませんが、
よくある洗剤のCMが浮かびました。
青空の下、白い洗濯物がたくさん風になびいている、
あれです。

F◎新婚の野菜のパスタ燕来る

一読してこの「野菜」は、
キャベツの、あの薄い黄緑が浮かびました。
(正解は「春キャベツ」だそうです。)
新婚さんの料理は、
健康重視、かつオリジナリティを出そうと
がんばっている気がします。
こういうの選ぶと、
なんか言われるんだろうなあと思いつつ、
素直に特選です。

G アカペラの混声合唱つばめ来る

大学の頃、学内の混声合唱団の練習場が、
自分のいる研究室の近くだったのです。
木曜だったか・・・の夜は、
いやでも合唱を聴かされていました。
また、彼らは、
練習が終わって外にぞろぞろ出て来ながらも、
てんでに大きな声で歌ったりするんです。
(合唱やってる人ってそうじゃない?)
そんなことも、思い出しました。


ということで、
今月も、お世話になりました。
夏が来ますな。

 



Re: まほろば句会
智水 - 2009/04/30(Thu) 22:56 No.677
いよいよGW突入ですね。「まほろば」は休まず営業します。つくしさん、書き込まないなあ。ここまで辿り着いてないのかしら。あっ、ちょっと忙しくなったので選のみで失礼します。
以下、智水選。


B つばめ来し土間天井の黒きかな
I 風光る厨房の窓開け放ち
I 風光る一年坊主の背筋キリリ
J◎つばくらめハローワークの列の黙
L つばめくる自転車の夫見送れり

まひる選

@ 風光る農業用水はるばると
C 白きもの白く干されし風光る
H 一球入魂振り絞る身体風光る
J◎つばくろの急降下する沼静か
M 青年の休日かすめつばくらめ




 



Re: まほろば句会
- 2009/05/03(Sun) 12:13 No.686 home
昨日、草木染をしました。
シルクの紡ぎの枷を12染め上げました。
染めは、自己流です。
天然の媒染液につけて色が変わる瞬間が良いです。
ひと晩寝かせ、糸が乾いて本来の色を見せてくれる朝も、いと(糸)おかし。
茜染め、赤紫の良い色が出来ました。

特選
@ 風光る農業用水はるばると
動物論を学べば、植物連鎖から始ります。その植物は水を必要とします。地球上の生命の基礎を担う水。
水は、果して、意思を持ちうるのか・・・。
農業用水はるばると


@ 水撒きし濡れ芝の香に風光る
B つばめ来し土間天井の黒きかな
I 風光る厨房の窓開け放ち
厨房での職人の溜息が聞こえてきそうで笑えます。
馬鹿にした意味でなく。職人は、自然のものと対峙して仕事をするわけで。年月を重ね試行錯誤を重ねると、知らぬ間に。身体や心の何処かに、野生が芽生えて来ます。
窓を開け放したその瞬間に、職人が観た風の光は・・・。
または、風の光を感じて窓を開けた、その瞬間に職人は何を感じたのか。
面白く興味をそそられます。
N つばくらめ何かを見つけ高く飛ぶ
つばめが空を飛ぶ事を真剣に考えると。
つばめの一生にぶち当たります。
日本にやってきて、子供を育て、その子を連れて帰る。
人間にすれば、18〜20歳くらいの事柄を、数ヶ月の時間の流れの中でやってのけて、さっそうと帰るつばめ達。
ここで、私が大切に思うのは、人間にとっての1日(24時間)と、つばめにとっての1日の、重さの違い。
この観点からつばめを観察すると、非常に多くの発見や感動が自分自身にあります。
何かを見つけて高く飛ぶ

 
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